ここでは馬券の種類と買い方について解説します。馬券は8種類あって独特の買い方もあるので、初心者の人は誰かに教えてもらわないとわからないかもしれません。なれないうちは混乱するかもしれませんが、ここでしっかり覚えておきましょう。

中央競馬の馬券は全部で８種類あります。単勝、複勝、馬連、枠連、馬単、ワイド、３連単、３連複です。これらは、１頭を選ぶ馬券、２頭の組み合わせを選ぶ馬券、３頭の組み合わせを選ぶ馬券に分類できます。それぞれ当たりやすさや配当の大きさが違ってくるので、予想方法や楽しみ方で使い分けましょう。

単勝、複勝は１頭だけを選ぶ馬券です。単勝はズバリ勝利する馬を選びます。複勝は３着以内に入る馬を当てます。どちらも当たりやすいので初心者にオススメ。

馬連は１、２着を当てる馬券です。着順に関係なく予想した２頭が１、２着に入れば的中になります。馬単は馬連と同じく１、２着を当てる馬券ですが、着順通りに当てなくては的中になりません。ワイドは選んだ２頭が３着以内に入れば的中になる馬券です。

枠連というのはちょっと変わっています。中央競馬では出走する馬を８つのグループに分けて「枠（わく）」と呼んでいます。（下図参照）その枠の組み合わせで１着２着を当てるのが枠連です。着順に関係なく予想した枠の馬が１、２着に入れば的中になります。

枠連は１つの枠に複数頭の馬が割り当てられるのが特徴です。出走頭数が９頭～１６頭の場合は末尾の番号から順に２頭ずつの組み合わせで枠が作られます。１７頭、１８頭の場合は末尾から３頭ずつの組み合わせが作られます。出走頭数が８頭以下の場合は発券されません。次の図は、出走頭数が１２頭の場合と１８頭の場合です。

３連単は１～３着の３頭を当てる馬券です。着順通りに当てなくてはならないので、当てるのが一番難しい馬券といわれています。３連複は３着以内に入る３頭を当てる馬券です。着順に関係なく予想した３頭が３着以内に入れば的中となります。

馬券の買い方は人それぞれですが、１点２点の買い目で的中させるのはとても難しく、少ない買い目ではなかなか当たらないのが現実です。当てることを重視して買い目を増やす方法もよく行われますが、買い目が多くなってくると買うのが大変になってきます。そんな時のために便利な買い方が用意されています。

いろいろな種類と買い方があって迷ってしまいそうですが、基本的には単勝、複勝、馬連の３つが昔からある馬券で買いやすいと思います。買い目が増えてきたらボックスと流しを利用すると良いでしょう。